環境セミナーで料理教室開催【2022/10/26】
[ エコ自然塾・めぐろエコサロン ]
一昨日の月曜日ですが、自然環境セミナー『めぐろエコサロン』を開催いたしました。いつもはサンゴや水産資源、ゴミ廃棄物の話しをしていますが、今日は地元の高齢者による料理教室(唐揚げとポテサラ)を開催いたしました。シェフとかのプロの料理人でなく、「地元の高齢者」がと言うところに重要性を感じています。
地域で清掃活動をしつつ、また自然環境セミナーをやってて思うことがあります。「気候変動が起きてる」とか「サンゴが死滅し、我々の生活も良くない」とか「プラゴミが人間生活に跳ね返ってくる」とか大学の先生、NPO含め言うのもわかるけど、まずは地域の結びつきがあってこそ、そういった自然環境の話しが出来ると思っています。いきなり「気候変動でヤバい!」「サンゴがヤバい」「漁業が衰退してる」と叫んでも、言ってることはわかるけど「縁遠いな」ぐらいの効果しかないでしょうね。
地域の結束を深め、そこで動ける人にやってもらうことが重要だと思っています。日本の社会は何かと「これからの時代は20代の人や、今の大学生が引っ張るべき」と言いますが、それは間違っています。高齢の方でもまだまだ動ける人がいますし、今日私たちは料理を高齢者から教えてもらいました。その年代を超えた体験が、今後の環境保全に繋がると思っています。
日本の環境保全は知識ある人、やれる人だけの自己満足に陥っているのでは?その良い例がSDGsですね。環境保全に関して僕の考え方、間違っているとは思っていませんと言い切ってます。