オニヒトデだって生きたい
サンゴの敵とされているオニヒトデ、ある年、サンゴが広がる石垣島の海ではオニヒトデが大量に発生していた。
オニヒトデが発生する要因として色々と考えられているが、その根源としては人間の活動によるものだと言われている。オニヒトデにも生きる権利はあるのだが、彼らの生死のサイクルを狂わし大量発生させているのは我々だったりする。
キミははかない
石垣島で見たカエルアンコウのミニサイズです。
小さい体の彼は広い海の中でどんだけの海を見るのだろうか?こう言う小さな魚を見ると、ついそんなところが気になってしまいます。はかないな〜と思ってしまいます。
石垣島の樹下美人
石垣島の北部にあるダイビングスポットで「樹下美人」と呼ばれています。
単なるサンゴの塊ではなく、T字のような形をしたサンゴの根であります。浅いところは水面にサンゴが映るくらいの深度ですが、T字の縦棒の部分はもう少し深くまで伸びています。
写真ではT字の全体像は映っていませんが、小魚が群れていて癒やしのポイントでもあります。
メスからオスへ性転換する魚
石垣島で撮ったキンギョハナダイのオス、その正面からのです。正面からなので、メスにはない背鰭がよく見えていますし、その長さは圧巻です。
またメスからオスに性転換する魚としても知られています。うじゃうじゃいるなかでごく一部だけがオスへとなっていく、オスになれれば周りはメスばっかな環境はオス冥利か?
石垣島のサンゴ
国際サンゴ礁年でした。サンゴが白化しているというニュースもあれば、サンゴ礁域が北に広がっていることでその水域の生態系が変化しているとも聞きます。来年はどうなるのでしょうか?
石垣島のサンゴから日本を見る
石垣島のサンゴです。そして今年は「国際サンゴ礁年」であります。
日本が漁業国という由縁も沖縄の海にあるサンゴの数でもわかるのではないでしょうか?
まるで匍匐前進するように動く魚
石垣島で見たカエルアンコウ、その白色バージョンです。こう見えても小さい魚です。脚のようもので水底を歩く魚としても知られています。
魚は気色悪いし、体もヌルヌルだから好きにはなれませんと前にも言いましたが、水中生物全体は尊敬の対象であります。
カエルアンコウとか疑似餌で食べ物を捕るから動く必要はない。実に効率的である。人は食べ物を得るためにスーパーに行き、はたまた国境を越えてと・・・・・・。これでは争いは起きますね。
石垣島のオニヒトデ
石垣島北部のポイントでした。ご覧のようにオニヒトデが水底のサンゴの上にびっしりといました。まるでエイリアンの卵。
メスはオスの何を見るのか?
キンギョハナダイのオスです。メスよりもオスの方が色合いも綺麗なことで知られています。
人間の場合、女の人は男性の洋服のセンスとかを見て判断するときがあります。「あの人、すごくいいブランドの服を着てる」「すごくセンスある」などです。果たして魚のメスがオスのそういうデザインを見て感じてるかは不明であります。ただ色合いが綺麗ということは不潔にしていなく、それは健康である証しでもあります。なのでメスは綺麗なオス=健康体ということで選ぶのかも知れません。
ハタと小魚の関係
沖縄県の石垣島での1枚です。
いずれハタに食べられるであろう小魚たちです。私はおおの一時期しかいませんが、毎日潜っている人だと、その数の変化は目にわかるそうです。
寄生虫
石垣島でのサンゴの産卵[動画]
動画はこちらからご覧下さい
昨年2016年に撮ることのできたサンゴの産卵です。そろそろのこの季節になります。しかしどうやら昨年の白化現象によって今年の産卵は見られないようです。産卵はおろか、地球環境に大きな影響を与えるだろう、相当酷い白化現象を起こし、ほぼ死滅しているそうです。
性淘汰の中で生きる魚
石垣島だけではなくあちこちの海で見られるキンギョハナダイの雄です。この魚を始め、雌より雄の方は綺麗な魚というのがたくさんいます。キンギョハナダイも雌はパッとしない模様です。
かのチャールズ・ダーウィンは「性淘汰(性選択)」を提唱しました。雄は雌より綺麗になることでアピールして交尾の対象として選んでもらうというものです。この魚もそれが顕著に表れています。
かわいい名前のウミウシ
石垣島で見たキャラメルウミウシ。その綺麗さと比例して名前を実にかわいらしい。
ハナゴイ幼魚
石垣島にいたハナゴイの幼魚です。全員こっちを向いてくれました。たまたまですがね。でもそうなるんじゃないかと思い、それを狙って撮りました。
弱肉強食か?石垣島にて
石垣島で見た寄生虫につかれた魚
石垣島で撮ったスズメダイです。しかしこのスズメダイには2匹の寄生虫がついています。ひとつは左側のヒレの内側にしっかりとついています。泳ぎづらくないのか?
石西礁湖の一画
石垣島は石西礁湖と呼ばれるだけにサンゴの綺麗な場所がまだまだあります。
もう少し凪いでくれれば、もっと水面の裏側にサンゴが映ったのになぁと思う。
石垣島のサンゴ産卵[動画]
動画はこちらからご覧下さい
石垣島で久々に見ることのできたサンゴの産卵です。この夜は、ちょっと引いて全体像を動画で撮ってみました。
前回アップしたときよりも産卵されたバンドルの数は少ないです。この夜も水中の動揺は激しかったですが、これは大潮による影響でサンゴはその時しか産卵しません。この方が散らばるから一番良いのです。
この何日後かにも産卵はありましたが、その日の海は生臭かったそうです。サンゴの配偶子はタンパク質でできているからそんな臭いもするのでしょうね。
サンゴの産卵@石垣島[動画]
動画はこちらからご覧ください
石垣島で目撃することのできたサンゴの産卵です。バンドルと呼ばれる粒の中に卵が10個、精子が100万個以上入っていると言われています。産卵後、バンドルが割れて他の配偶子と受精し、その後幼生が着底、クローンを作って成長していきます。このようにサンゴは有性生殖と無性生殖の両方を行う生物であります。
石垣島でサンゴの産卵
5/18から石垣島へサンゴの産卵を撮影にしに行ってきました。
こればかりは博打です。ここ何年大規模な産卵を見ることが出来ませんでしたが、今回はタイミングなどすべてがあって動画で収めることができました。
サンゴは地球システムを考える上で非常に重要なものになります。地球の存在を揺るがすものですが、それがこんな小さなものから始まると思うと不思議です。
サンゴの捕食[動画]
動画はここからご覧下さい
サンゴは動物です。光合成しますし、硬い身体をしているので植物か鉱物と思われるかも知れませんが、そうではありません。
その証拠に、これは夜サンゴがたくさんの触手を出して餌を捕まえようとしているところです。実際には触手を出している部分はサンゴがというより、ポリプと言います。
サンゴのお食事タイムは夜であります。夜、ダイビングをするとこのような光景を見ることができます。
石垣島の地形
石垣島にあるマンタがたくさん出没するポイントです。実はここは地形好きもたまらないくらいの場所であります。プチ探検開始ですね。
マンタの舞[動画]
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石垣島ではこのように根で待ってマンタを観察します。
多少濁った海ですが、これは八重山の特徴で、だからこそマンタが来るのですよ。
ブダイ睡眠中[動画]
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夜の石垣島ではブダイも睡眠中です。 ダイバーは流れで揺れているのに、魚はまったく動くこともなく眠れています。もちろん魚なので目を閉じていません。
宙づり
石垣島での見ました。いつもこのような体勢ですが、キツくないのでしょうか?
ウニの産卵[動画]
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石垣島でのナイト・ダイビングの時です。ウニも産卵をします。ひとつのウニから卵と精子を出すいわゆる有性生殖の体外受精で子孫を増やしていきます。白い煙を出していますが、それが卵と精子を放出しているシーンです。
このウニ、LEDライトを当てて撮っていたら奥の方に動いて行ってしまいました。やはり秘め事なのか、恥ずかしいのでしょう。
タコの交尾[動画]
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石垣島ではサンゴの産卵を見るために毎晩ナイトダイビングをおこないましたが、見られず仕舞いでした。
しかしナイトダイビングならではの、日中とは違った海を見ることができ、そのひとつがタコの交尾でしょう。タコはオスが交接腕を使ってメスに精子を渡し、交尾をします。その時の模様を撮ることができました。
サンゴの産卵撮影失敗?
これは2011年のサンゴ産卵シーンです。このように一斉産卵をするのですが、今年2015年は見ることができませんでした。産卵はしたのですが、このように一斉にというものではありませんでした。これも自然ですので、仕方ありません。
また来年、再挑戦するつもりです。
サロンパス貼って
海ではよく見かけますが、サロンパスが体に貼られているようで「サロンパス」という愛称が付けられてしまった、スミレナガハナダイです。
魚の名前も複雑でゴチャゴチャしてしまいますが、こういう体の特徴から別称があると覚えやすいです。
石垣島でのサンゴ産卵目撃
春になると、もうそろそろこの季節が到来かと感じてしまいます。
石西礁湖(石垣島〜西表島辺り)は世界屈指のサンゴ礁の海です。そこでは毎年6月頃に、サンゴの産卵を目にすることができます。ただ見られるのは運次第です。そして見るためには多少なりとも寒い夜、舟の上でねばるという根性も必要になります。
川の養分は海へ
沖縄の石垣島に行くとここ吹通川でダイビングしたりします。ダイビングは海だけではありません。しかしカメラのポート(レンズ面)を覆うこの汚れは何なんだろうか?
ヤップのマングローブの川でも見ましたが、恐らく森の養分とかが含まれている健康的な汚れであるのではないでしょうかね。
石垣島の吹通川
石垣島にある吹通川(ふきどおがわ)という川です。護岸工事もおこなわれずに木々に囲まれているこいういう川を見ると、どことなくミクロネシアのポンペイを思い浮かべます。
マンタだけではない石垣島
石垣島などがある八重山諸島というのはミクロネシアのポンペイによく似ている。
山間部があり、雨が多く、ジャングルも多い。だからマンタが集まってくる。
そう言ったダイナミックな自然の神秘を感じられる石垣島、たまには写真のようなエビを見るのもいいです。