何もしていないわけではない【2016/2/6】

[ ■ 日々の事 ]

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160206/k10010399751000.html

こんなニュースがでていた。
2/6、またクジラと東海汽船の高速船が衝突し、そのニュースがFBにもあがっていた。「対策を!」という書き込みがFBに多いなか、決して何もしていないわけではない。
鯨類の生態に詳しい東京海洋大の加藤秀弘教授は川崎造船や東海汽船とともに「回避研究プロジェクト」を進めている。
ただ自然という未知の世界、自然相手のことなので中々結論めいた着地点まで達することが出来ず、世の中から「何もしていない」→「早く対策を!」という論調になるのだろうと私は思っている。決して何も対策を講じていないわけではないのですよ。「ヤバイヤバイ、どうしよう」と不安がるのもいいが、アナタの知らないところで何かをやっている人がいることも知るべきだろう。
そして味の素株式会社のカツオ回遊調査を見てもそうだが、自然相手の研究は実に時間がかかり、そして地道で「早急に何とか対策を!」と簡単に片付く問題でないことも知るべきではないだろうか?

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