不思議なチョコレートヒル

[ セブ島放浪中 ]

DSC_1455.jpg

フィリピンセブ島近くにあるボホール島、そこではチョコレートヒルという不思議な光景を見ることができます。
聞くところによると昔は海の下にあったこの地形、夕方になると陽の光によってチョコレート色になるとかです。

公式Facebookページ

セブ島放浪中の過去の写真

志布志モデル視察レポート

[ 志布志モデル視察 ]

鹿児島県の志布志市というところに行ってきました。
南洋、大洋州では水没する恐れのある国がたくさん存在します。有名な国としてはツヴァルがあげられますし、他にもマーシャル諸島共和国などなどあります。
水没の原因のひとつとして、温暖化による海面上昇と言われていますが、実際はそれひとつではありません。

南洋の島嶼国独特の立地が不利に働く

島嶼国は「狭小性」「遠隔性」「隔絶性」「依存性」というもののなかに存在しているため、どうしても土地自体に非常事態があっても迅速に対応することはできません。そもそもこのようになってしまったのも伝統的な社会システムが崩れてきたことにあると言われています。例えば昔なら食器などは使わず、バナナの葉っぱがそれになり、食材は手づかみ・・・よって「ゴミ」という単語も存在しないのが南洋であり、彼らには捨てた物=自然に還るものという考えがあります。
さらに近年都市化の影響もあって、生活排水の垂れ流し、管理されていないゴミや廃棄物がビーチを始めあちこちに捨てられ、その結果島を取り囲むサンゴ礁は死滅しちょっとした高波でも土地が削られていくという状態をもたらしております。
このように温暖化というグローバルな問題がある他に、ゴミ廃棄物といったローカルな問題もあり、それらが絡み合って水没という方向に国を向かわせていると言われています。

J-PRISMと志布志モデルが南洋を救う

そこで執り行われているのが「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト」通称J-PRISMというものです。これは日本のODAやJICAの協力のもとおこなわれているプロジェクトであります。
このプロジェクトでは「三つのR+Return」を念頭においた活動をおこなっています。「三つのR」自体は国内でも最近浸透しつつありますが、それにリターンを付け加えたものになります。つまりリターン、還すというものでそれは自然に還るものは自然に、原産国に帰るものは原産国に還すというものであります。その還すために必要な行為が「ゴミの徹底分別」であります。

そこでJ-PRISMではゴミの徹底分別を南洋の島嶼国に教えるべく、日本でゴミの再資源化率一番の行政、志布志市のやり方を取り入れました。
志布志市はゴミの焼却施設がなくすべて埋め立てていました。しかしこのまま埋め続けるとパンクするというところまで陥りました。そこで平成12年よりゴミの徹底分別を始めました。
それは厳格なルールのもと現在では27品目まで分けているそうです。結果埋め立てなければいけないゴミは一つのみで残り26品目はすべてリサイクル業者が引き取っていくそうです。
今回志布志市を視察してもっとも驚いたのがトレイやペットボトルはただ捨てるのではなく、洗って汚れを取り、その後乾燥させてからでないとゴミとして出せないというところです。ただでさえ分別の品目数が多いなか、さらに一手間を一般市民にかけさせるというのは行政としても相当勇気いったのではないでしょうか?しかし自治会には市の職員が1人は入っているので、その人を中心にしてその自治会内で粘り強い説得を続け、ここまでできるよう至ったそうです。

ボランティアによるゴミの回収

ところでみなさんは自分が住む街を散歩して、その時善意で集めてしまったゴミの処分をどうしていますか?もちろん他の町会や街のゴミが混入されていたら、自分のゴミ集積所に捨てることは出来ません。「よそのゴミをなぜここに持って来るの?」という声もあがるでしょう。
それに対して私の住む目黒区では「散歩をする日にちと時間を予め教えていただければ区がそのゴミを回収します」との返答があった。
しかし私は「えーーーっ」だ。なぜなら散歩なんて言うのはその日の気分によってやるもので、時間まで決めることはできない。私はここにお役所体質、面倒なことはやらないというのを実感しました。
一方志布志市では、「マイロードクリーン作戦と言って、散歩コースを登録してもらい、帰宅後ボランティアで集めたというのをゴミ袋に明記してくれれば、各自治体のゴミステーションに捨てることができ、行政も持って行きます」だった。この違いには驚きました。

分別しても持って行きようがない?それが今後の課題

さて現在J-PRISMもフェーズ1が終わって、次の段階に進むそうです。南洋の場合、日本や志布志のようにいくら教えても中々現地人の気質で中途半端になったり、あるいは地理的な状況によって分別しても引き取り手がないというのがあるそうです。これをどう改善させていくかがフェーズ2での課題でしょう。

ちなみに志布志市はゴミの再資源化率は約77%あって、1人当たりにかかる年間のゴミ処理費用は約8,900円になるそうです。
私の住む目黒区の再資源化率は約32%で、処理費用は15,000円であり、これは日本の平均的な値でもあります。

DSC_0092-2.jpg
DSC_0018-1.jpg
生ゴミはすべて堆肥にします。これはフィジーなどにも教えています。

DSC_0132.jpg
DSC_0135-1.jpg
中間処理施設ではポットボトルやプラスチックなど再利用できるものが運ばれてきます。もちろん一般家庭に洗浄〜乾燥の一手間をかけさせているので、ここではそのようなことをするこはありません。よって汚水も大量に出ることはありません。

DSC_0206.jpg
金属類も色々な種類があります。それを分別するのにはある程度の経験が必要とのことです。

DSC_0243.jpg
DSC_0248.jpg
DSC_0251-1.jpg
ゴミは各自治体(衛生自治体)にあるゴミステーションに持ち込まれます。ここで細かく分別され、決められた日にトラックなどで運ばれていきます。

DSC_0221.jpg
再利用できないものはここで埋められます。

最後に志布志市役所市民環境科の畑山様、西川様には御礼申し上げます。

大洋州を救う志布志モデルを視察【2017/3/24】

[ 日々の事 ]

DSC_0231.jpg

鹿児島県の志布志市に行って来ました。
南洋、大洋州には水没する国があると言われています。例えばツヴァルやマーシャル諸島共和国です。
水没の原因は地球温暖化による海面上昇だそうですが、実はそれだけではありません。島嶼国の都市化も原因のひとつであり、それによって生活排水、廃棄物が出てそれらが島(土地)を脆弱化させています。そのためちょっとした海面上昇や高波でも島(土地)が削られていくと言われています。
現在、日本のODAやJICAによって「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト」(通称J-PRISM)という援助が行われています。これは「三つのR+RETURN」という理念のもと、志布志でおこなれているゴミの徹底分別と再利用の方法、通称「志布志モデル」を取り入れています。今回その志布志がどのようにゴミの徹底分別を行っているかを見てきました。これが南洋でも応用されているようですが、なかなか向こうでは上手くいってないようでもあります。詳細は来月の「エコ・自然塾」でお話ししていきます。
写真は志布志市のゴミの最終処分場(埋め立て地)であります。

日々やれることをやる。しかし行政の壁もある【2017/3/20】

[ 日々の事 ]

DSC_8564.jpg
DSC_8608.jpg
DSC_8579.jpg

桜が満開になる前に「じゃぶじゃぶ@目黒川」が開催されました。これで満開の時はみなさん気持ち良く桜見物ができることでしょう。
しかし誰かが(恐らく川沿いに住む人とのこと)警察に通報して、終了後に警察官が自転車に乗って事情を聞きに来ました。
横浜市(大岡川)でもボランティア有志によって同じような活動(サップを使って)をしている方がいます。行政がきちっとバックアップしてくれて、川に入るために解錠しなければいけないカギも貸してくれるそうです。しかし私が住む目黒区は一切の許可をしてくれません。区議とかを使ってもまったく相手にしてくれません。こういう所に公務員の「余計な仕事したくない度」満開が垣間見えました。満開は桜だけでいい。

公式Facebookページ

サーフポイント混雑?

[ ポンペイ(ポナペ) ]

DSC_0001-2.jpg

ミクロネシア連邦ポンペイのサーフポイントです。
波が良いときだと、このようにたくさんのボートがやってきます。
サーフィンは自分のコンディションなどによって、好き好きに海に入れる自由度があっていいですね。
自分だったら、ちょっと入ってあとはボートの上で昼寝かも。

公式Facebookページ

ポンペイの過去の写真

日本軍の滑走路があったミクロネシアの竹島

[ チューク(トラック)諸島 ]

DSC_5219.jpg

ミクロネシア連邦はチューク諸島、その環礁のなかにあるエッテンという名前の島です。ジャングルだらけの小さな島で、標高もありません。この島は日本名「竹島」と呼ばれ、戦時中は日本軍の滑走路があった島でした。
そのため島は石を積み上げて、ゼロ戦などの離発着ができるよう補強したと言われています。しかし今やヤシの木だらけで、その面影もありません。

公式Facebookページ

チューク諸島の過去の写真

来年度も専門学校で授業をいたします【2017/3/13】

[ 日々の事 ]

16266295_1173593902763822_3076808784372893430_n.jpg

私が講師を務める埼玉動物海洋専門学校ですが、来年度4月からの講師依頼も正式に来ました。授業数も「自然環境保全論」の他に「海洋環境学」ともうひとつ増えます。
さて東北地震のボランティア活動された方はご苦労様でした。自然を撮るカメラマンでありながら、そのような活動に参加したことは未だにありません。と言うか「エコ・自然塾」を始め、学校での講師活動がそれに値すると思っているからです。
「自然はなぜ守るのか?」「自然は人に牙を向けます。なのになぜ?」「豊かになるために開発はダメなの?」「なんで原発はダメなの?」「地震って人々のためになるメリットないの?」などなどを、自然に身を置いて仕事している私だから説明できる内容ですすめております。

公式Facebookページ

ブラックマンタはポンペイで

[ ポンペイ(ポナペ) ]

DSC_8129.jpg

ミクロネシア連邦ポンペイではマンタが棲息していることでも知られています。マンタのなかでも珍しいブラックマンタも高い確率で見られるのですが、何せ水路のような場所で見るため、それなりに流れもあります。近くで見ようと追っかけても流れに到底逆らうことは出来ず、彼らは頭上を優雅に・・・。

公式Facebookページ

ポンペイの過去の写真